中部横断自動車道 無料区間はどこまで?いつまで?いくら安い?

その他

2021年、全線開通した中部横断道。

静岡と山梨をつなぐ最短ルートとして、東名・新東名⇔中央道の「逃げ道」として、
近隣のみなさん ひいては長距離ドライバーの方まで便利で快適な新路として利用されていることでしょう。

さて今回はそんな中部横断道でいつも何気なくスルーしている無料区間に関する3つの問題を解決していきたいと思います。

無料区間はどこからどこまで?

静岡市内で東名と新東名は清水JCT~新清水JCT間の支線で連絡していますが、その支線がさらに北へ伸びる形をとっているのが中部横断道です。中央道とは甲府市の西側の双葉JCTで接続します。新清水JCT~富沢IC間、六郷IC~双葉JCT間がNEXCO中日本管理の有料道路で、その中間の富沢IC~六郷IC間の29.7kmが国土交通省管理の無料区間です。

無料の期間はいつまで?

全線開通した一部区間のは国土交通省施行直轄高速区間と言いまして、国や自治体が負担する新しい高速道路の建設事業ということで、無料区間はずーっと無料です。
タダより高いものはないとは言いますがどんなカラクリなのか。

なぜこれらの高速道路は無料で通行できるのか。
それは、「新直轄方式」で整備された道路だからだ。

新直轄方式」とは、小泉内閣の構造改革で道路公団民営化が検討され、道路公団民営化にあたり、不採算路線等の建設を目的に国土交通省が主体となって、税金による整備方式として導入されたもの。

要するにNEXCO=高速道路会社は費用を出さず、国と都道府県が建設・管理費用を分担している道路なので、利用者から通行料を徴収する必要がないというわけ。

また東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方では、全長570kmもの復興道路・復興支援道路が整備され、三陸自動車道などは、日本最長320 kmを超える無料区間の高速道路となる。

これらの高速道路の無料区間は、そのまま有料区間の高速道路とつながっている場合が多いので、あくまで無料区間しか利用しないという人は、料金所の手前というか、無料区間の終点を見落とさないように気をつけよう。

https://www.webcartop.jp/2021/01/647555/

無料区間でいくら安くなる?

新直轄方式で永久無料なので中部横断道を使ったら安くなる?
気になるところですがルート的に東京ー名古屋間で使用しても安くはなっても早くはならない気がしますねー。

静岡県~山梨県の高速ルートといえば、4月に新東名の御殿場JCT~新御殿場IC、国道138号御殿場バイパス、須走道路が開通。御殿場JCT~大月JCT間が約50分で結ばれるようになっています。 この「御殿場~大月」ルートも合わせて、静岡と松本の両市から都心へ向かう際の所要時間と料金を、3経路で比較してみました。

【静岡~東京】
●中部横断道ルート(東名→中部横断道→中央道)※8/29全通
静岡IC~高井戸IC:214.1km、2時間50分、5150円
富士五湖ルート(東名→新東名・東富士五湖道路→中央道)※4/10全通済み
静岡IC~高井戸IC:199.3km、2時間24分、6070円
●東名のみ 静岡IC~東京IC:161.8km、1時間43分、4300円

【松本~東京】
●中部横断道ルート(中央道→中部横断道→東名)※8/29全通
松本IC~東京IC:307.9km、3時間37分、7530円
●富士五湖ルート(中央道→東富士五湖道路→東名)※4/10全通済み
松本IC~東京IC:272.2km、3時間29分、7770円
●中央道のみ 松本IC~高井戸IC:207.9km、2時間36分、5170円

https://news.yahoo.co.jp/articles/5690f80acf4b2df72ea58b748d104e30131ea70c

やはり基本的に甲信ー静岡の行き来では使えますが
別ルートとしての使用は渋滞時に限る感じですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました